【DELIGHT AND…】での

『人間力』の高め方

 

 

『人間力』を高める上で、まず重要なのが、「思いやり」を持つことだと考えます。人間は多くの人に囲まれて生きています。

相手の話を聞き、相手の望むこと・喜ぶことは何か?と考え、関心を持ち、周りに目を向けることによって、周りから助けられている自分にも気づくことができます。

また相手の優しさに対し、「ありがとう」という言葉で表すことができれば、必要な時には、自然と協力が得れると考えています。

 

また『人間力』を高める上で、目標達成力を養うことも大切です。

 

様々なことに対し、目標を設定し、その目標を達成するためにやらなければいけないことを整理し、スケジュールを立てる習慣を身に付けることも大切です。

小さな目標をいくつも立てることで、一つ一つは小さな目標であっても、目標の設定と達成を繰り返すことが自信に繋がり、大きな目標に向かって努力するきっかけになると考えています。

 

 

【DELIGHT AND】…が考える

『人間力』の構成図

①社会性

 

私たち人間は集団で生活する生き物であるため、個人が突出した行動をとることを、何らかの方法で抑えなければなりません。

 

その中で、長い年月をかけて育まれてきた、人間としての生き方・ルールが社会性と考えられます。

 

子どもたちにとっての『社会性』とは、【聴く】【話す】【従う】など、他者と上手にコミュニケーションを図るための、基本的能力と考えられます。

 

この能力は、脳機能の向上と知能が発達する段階で、徐々に習得するもと考えられます。

 

 

②協調性

 

『協調性』は、自分と異なる環境・立場にいる人と、協力しながら物事を進めていくことができる素質のことを意味しています。

 

大人では、仕事・プライベートで異なる考えを持つ人たちと一緒に物事を行なう時には、意見が割れてしまうことが良くありますが、そんな場面で『協調性』が必要です。

 

子どもたちは、身体の成長とともに、内面の【自分】を大きく成長させ、家庭や周囲の環境の中で【自我】を育んでいきます。

 

これまで育んだ【自我】を集団の中で主張しつつ、他者との意見に折り合いをつけるためには『協調性』が求められ、『社会性』と同様、コミュニケーション能力の基本と考えられています。

 

③抑制

 

『自己抑制力』とは、自分がやりたいことと集団の中で望まれることが一致していない時に、自分の気持ちや行動をコントロールする力と考えています。

 

【感情】だけでなく、【行動】もコントロールする力が集団の中では必要であり、子どもが生涯を通し、社会の中で生きていくために大切な能力です。

 

自己抑制力は、一人で身に付けるものでなく、【感情】・【行動】をコントロールするためには、自分の感情を自覚することが必要であり、大人や他者との関係の中で育まれる能力と考えています。

 

④チャレンジ精神

 

様々なことに挑戦する力が『チャレンジ精神』であり、子どもたちは「やってみたらどうなるんだろう?」というイメージができず、チャレンジしないことが多々見られます。

 

チャレンジ精神へと繋がるのは『想像力』であり、『想像力』は経験によって発達していきます。

 

人生経験が乏しい子どもたちは、【イメージ=想像】することが苦手です。また【先を読む】などの高等技術もなく、目の前に表れた物が、自分にとって得たいの知れないものである時、子どもたちは怖がってしまう場面が良く見られます。

 

自己肯定感を高めるだけでなく、何事にもチャレンジするココロを育めるよう取り組んでいきます。

 

⑤見極める力

 

社会が目まぐるしく変化する中で、【やらされて仕方なく嫌々、取り組む】では身に付かず、一つのことに没頭することで、物事の本質を見極め、自分の経験へと落とし込むことができていくと考えています。

物事の本質を見極めることで、気づき・疑問が出て、考えるきっかけとなります。

『考える力』を養うためには非常に大切な能力であり、物事を探求し、『思考力』を養い、相手の気持ちを考えるなど、様々の領域への作用があると考えています。

 

⑥管理計画力

 

『計画力』とは【考え抜く力】を構成する要素のうちの1つと提唱されており、【目標に対してのプロセスを明らかにして準備する力】だと考えられています。

 

何かをしようとする際には、何をどの順番で行動するのか考え、実際にその順番で進めることが求められます。

 

子どもたちはまだ、時間の見通しが利かず、自分が何をどれくらい進められるのか?把握することが難しいと思います。

 

新しいことにチャレンジする場合、混乱したり、自信を失ったりしてしまう恐れもあると考えられ、『管理計画力』を身に付けることで、【時間を意識して過ごす】【先を予測して自分の行動を決める】など、自身の予定を把握し、「時間通りに終えられた!」という達成感が自信に繋がり、より自己肯定感が高まると考えています。